
日産フィナンシャルサービスから届く督促状の危険度とは
日産フィナンシャルサービスから、突然の督促状が届いて戸惑っているのではないでしょうか。
見慣れない封筒の色や、厳しい言葉が並んだ書面を目にすると、『家族にバレたらどうしよう』『このまま放置したらどうなるのか』と不安が押し寄せてくるものです。
日産フィナンシャルサービスから届く督促状は、滞納の期間が長くなるほど封筒の色や書面の内容が厳しくなり、危険度も段階的に上がっていきます。
ご自身に届いた督促状がどの段階にあるのかを正しく把握することが、適切な対応への第一歩です。
私自身、多くの相談事例を見てきた経験から言えるのは、早い段階で動いた方ほど傷が浅く済んでいるということ。
ここからは、滞納期間ごとに届く督促状の特徴と危険度を、順を追ってお伝えしていきます。
滞納の初期段階で届く青や緑の封筒やハガキとは
滞納から数日から2週間程度の初期段階では、青や緑色の封筒、もしくは中身が見えない圧着ハガキで通知が届きます。
書面には「入金のご案内」「お支払いのお願い」といったタイトルが記載されており、引き落としができなかったことへの事務的な連絡という意味合いが強いものです。
この段階であれば、すぐに支払えば大事にはならず、信用情報にも傷がつかないため、過度な心配は不要です。
書面に記載された振込先へ速やかに入金するか、日産フィナンシャルサービスへ連絡して入金予定日を伝えましょう。
口座の残高不足でたまたま引き落としに失敗しただけなら、慌てる必要はありません。
ただし、この段階で放置してしまうと、次の段階へ確実に進んでしまうため、届いたらその日のうちに対応するのが鉄則です。
初期段階のハガキや封筒には、差出人名に「日産フィナンシャルサービス」と小さく記載されているだけで、督促状とは分かりにくい外見になっています。
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うっかり支払いを忘れていただけなら早めの入金を
単純に引き落とし口座への入金を忘れていた場合、指定の振込先に支払えばそれで問題は解決します。
遅延損害金が発生している場合もありますが、数日程度の遅れであれば金額もわずかで済むことがほとんどです。
1か月程度の滞納で届く黄色やオレンジの督促状
滞納が1か月程度まで長引くと、届く封筒の色が黄色やオレンジへと変わり、危険度は一段階上がります。
表書きには「重要なお知らせ」「再督促状」と記載されており、初期段階とは明らかにトーンが異なる警告のサインです。
この黄色い封筒が届いた時点で、信用情報機関(CIC)への事故情報登録、いわゆるブラックリスト入りのカウントダウンが始まっています。
一般的に61日以上の滞納で異動情報が登録されるため、この段階が実質的なタイムリミットです。
ブラックリストに載ると、新たなクレジットカードの発行やローンの審査に通らなくなり、日常生活に大きな支障をきたします。
『なんとかなるだろう』と先延ばしにしていると、取り返しのつかない事態に発展するため、この段階で必ず行動を起こしてください。
実際のところ、この時期に相談に来る方が最も多いと感じています。
まだ間に合う段階だからこそ、ここで踏みとどまれるかどうかが、その後の生活を大きく左右するのです。
信用情報に傷がつく前に動くことが何より重要
一度ブラックリストに登録されると、その情報は最低でも5年間は消えません。
住宅ローンや車のローンはもちろん、スマートフォンの分割購入すら断られる可能性があり、この時期の対応が将来を大きく左右する分岐点と言えるでしょう。
2~3か月の滞納で届く赤い封筒の催告書や内容証明
滞納が2か月から3か月を超えると、赤やピンクといった非常に目立つ色の封筒が届くようになり、事態は深刻さを増していきます。
書類のタイトルも「催告書」「期限の利益喪失通知」「一括返済請求書」へと変わり、法的措置の一歩手前という極めて危険な状態に突入しています。
「期限の利益喪失」とは、分割で支払う権利を失ったという意味です。
つまり、残りの借入金額を一括で返済するよう求められている状態であり、月々の返済で済ませることはもうできません。
この段階では「内容証明郵便」で書類が届くこともあります。
内容証明郵便とは、「いつ、どんな内容の書面を送ったか」を郵便局が公的に証明する郵便物で、裁判の証拠として使われる非常に重い通知です。
ここまで来てしまうと、自力での交渉は相当に厳しくなります。
相手方も法的手続きに移る準備を着々と進めているため、一刻も早くプロの力を借りることが不可欠です。
ココに注意
赤い封筒や内容証明郵便を無視し続けると、裁判を経て給料や銀行口座の差し押さえが現実のものとなります。
一括請求が届いたら自力での解決はほぼ不可能に
「一括返済請求書」が届いた場合、もう待ってもらえる猶予はないと考えなければなりません。
遅延損害金も日々加算され続けているため、時間が経てば経つほど返済総額は膨らんでいきます。
セゾン債権回収や法律事務所から届く最終段階の通知
さらに滞納が続くと、日産フィナンシャルサービスは債権の回収を外部に委託します。
委託先は「セゾン債権回収株式会社」で、法務大臣の許可を受けた正規の債権回収業者です。
セゾン債権回収からは、黄色い封筒で「受託通知書」「法的手続事前通告書」「訴訟等申立予告通知」といった書面が届きます。
手紙だけでなく、SMS(ショートメッセージ)での連絡や、場合によっては自宅への直接訪問による取り立てが行われることもあります。
さらに深刻な段階に進むと、セゾン債権回収から「ITO総合法律事務所」や「駿河台法律事務所」といった弁護士法人に回収が委託されます。
法律事務所から白い封筒で届く「催告書」や「最終通告書」は、裁判所への申し立て準備が整ったことを意味する、事実上の最終警告です。
ここで驚くべきは、この段階まで放置してしまう方が少なくないということ!
恐怖心から封筒を開けられないまま積み上げてしまうパターンが実に多いのですが、開封しなくても法的手続きは粛々と進んでいきます。
もっと詳しく
セゾン債権回収は、かつて「ジェーピーエヌ債権回収株式会社」という名称でした。社名が変わっても、日産フィナンシャルサービスの正式な委託先であることに変わりはありません。
裁判所から届く特別送達だけは何があっても放置してはいけない
最終的に裁判所から「支払督促」や「訴状」が届く場合、それは「特別送達」という手渡しでの受け取りが必要な郵便物です。
受け取ってから2週間以内に異議申し立てなどの対応をしなければ、強制執行により給料の4分の1が天引きされたり、銀行口座の預金が差し押さえられたりします。
督促状が届いたときにやるべきことと絶対にやってはいけないこと
督促状が届いたとき、最もやってはいけないのは「見なかったことにして放置する」ことです。
『どうせ払えないから連絡しても意味がない…』と諦めてしまう気持ちは分かりますが、放置するほど遅延損害金は膨らみ、状況は悪化の一途をたどります。
まずは封筒を開封し、請求金額と支払期限を冷静に確認してください。
自力で全額支払える場合はすぐに振り込みを行い、支払いが難しい場合は借金問題に強い法律の専門家へ相談するのが最善の道です。
専門家に依頼するメリットは、単に返済計画を立て直すだけではありません。
依頼した時点で日産フィナンシャルサービスやセゾン債権回収からの督促の電話や手紙がストップするため、精神的な重圧から一気に解放されます。
ココがポイント
安易に自分から電話をして「少しずつなら払えます」と伝えるのは危険です。もし5年以上前の借金であれば、時効の援用で支払い義務がなくなる可能性があるため、電話をかける前に必ず専門家の意見を聞きましょう。
法律の専門家に依頼すれば取り立てを法的にストップできる
弁護士や認定を受けた専門家に正式に依頼すると、「受任通知」が債権者に送付されます。
この通知を受け取った時点で、債権者は債務者に対して直接連絡を取ることが法律上禁止されるため、あの恐怖の電話や郵便物から解放されるのです。
督促を放置した先に待っている現実を知っておく
督促を無視し続けた場合、最終的には裁判所を通じた強制執行が待っています。
給料の差し押さえは勤務先にも通知されるため、職場に借金の事実が知られてしまうリスクも避けられません。